廃墟

【愛知】小野浦駅【廃墟】

2020年10月訪問 2021年3月再訪問

こんばんは。センダです。この日は、

あー暇だー。そうだ!前から行きたかった小野浦駅に行こう!

といきなり思い立ち、ふらっと知多半島にある未完成の駅【小野浦駅】に行ってきました。

小野浦駅とは

愛知県知多郡美浜町に建設される予定だった名鉄知多新線の駅の仮称です。完成することなく、壊されることもなく放置されたままの駅です。

未完成の為、小野浦駅という駅名は正式ではないが、所在地から小野浦(おのうら)駅と呼ばれています。同線の野間駅 – 内海駅間に設置予定でした。

愛知県にはここだけらしい廃墟マニア・鉄道マニア・心霊マニアの間でもメジャーな未成駅ということで、訪れる人も多いとのこと。

未完成になってしまった理由として、駅周辺の住宅地開発を予定しており設置が検討されていました。

しかし、計画の遅れおよび近隣住民の減少により、開業前の需要調査の結果、乗車利用が見込めないことなどから1980(昭和55)年に建設が中断されたそうです。

アクセス

名古屋鉄道知多新線「野間駅」下車→徒歩(40分)


野間駅から徒歩で小野浦駅に向かいます。

小野浦駅に行くには、山を大きくまわって遠回りして行かなければいけません。



野間駅近くは住宅や旅館もありますが、小野浦駅に近づいてくると、車一台ぎりぎりの細い道になり、周りは畑か牛舎くらいしかありません。

センダ
センダ
なぜこんな所に名鉄は駅を作ろうとしたのか…。


細い道を歩いて行くと途中で分かれ道があり、左に行くと未成の駅、小野浦駅です。

未完成で使われてないとはいえ、線路は現役の為電車が通るので、線路内に立ち入るのは禁止です。
監視カメラも設置されているようです。


高架のすぐ下にまで雑草が生い茂っています。


ホームから地上への階段も完成しています。

ホームの一部は完成していますが、屋根や駅名標、ベンチなどはありません。


前まで手前の金網は無かったようですが、線路に立ち入る人がいた為か金網が設置されており、近づく事はできませんでした。



階段の上もバリケードがされていてホームに上がれなくなっています。


私が帰ろうとしたときに車で来ていたおじさん2人と鉢合わせ。

もし時間が被っていたら3人でこの小野浦駅の写真を撮っていたと思うと、色んな意味でやばすぎ。

2021年3月再訪問

車にて再訪問しました。


車一台やっとで通れる道を進みます。


この小野浦駅に上がる分かれ道まで車で来ることができます。


未完成ですが、ナビにはこのように駅のホームとして表示されています。


2020年と比べて雑草も刈られているため、しっかりと管理されていることが分かります。


前回見ることができなかった電車を見ることができました。


高架下も相変わらず草がボーボー。


変わらずバリケードがされており、立ち入り禁止となっています。


階段の裏側。全方向に金網が設置されています。


不法投棄なのか、名鉄の物なのか、荷物がおいてありました。


高架の一番奥まで来ました。


少し高さがあり厳しいが、ここからならなんとかホームにあがれそう…。


前回はあまり目につかなかった靴や空き缶のゴミが落ちていました。全然見たことない飲み物…。

まとめ

電車1時間乗り、徒歩40分かけたどり着いた小野浦駅。滞在時間10分。

これだけの時間をかけて行く意味があるのかは分からない人が大体でしょう。

しかし、珍しい未成の駅。一度は訪れてみてもいいのではないでしょうか。

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