廃墟

【和歌山】友ヶ島(再訪問)【廃墟】

2021年4月訪問

センダ
センダ
こんにちは!センダです。今回は友ヶ島に再訪問してきました!今回は前回訪れていない場所や、前回と比べた友ヶ島の様子をお届けします!
おすすめ度

2018年12月撮影の写真と2021年4月撮影の写真を比べている場合は撮影年数を記載しています。

特に撮影年数を記載していない写真は全て2021年4月撮影のものです。

友ヶ島情報

友ヶ島についての情報は前回の友ヶ島ブログからご覧ください!
2018年12月訪問時ブログ↓
【和歌山】友ヶ島【廃墟】


友ヶ島行きの船は加太港からでています。

大人(中学生以上)往復 2,200円
小人往復 1,100円

乗船券売り場でチケットを買って、船に乗ります。


加太港から友ヶ島野奈浦桟橋までの所要時間約20分


ちなみに前回同様船は『ともがしま号』でした!ラピュタ号に乗りたい!


友ヶ島の玄関口、野奈浦桟橋到着!


2度目の友ヶ島。何度来てもわくわくする!


桟橋近くには友ヶ島管理事務所も。何かあったらここへ!

らぴゅカフェ

前回には無かったカフェが野奈浦広場に出来ていました。その名も『らぴゅカフェ』!

カレーライスやオムライス、おでんなどのご飯ものもあるらしい!


昔旅館として使われていた友ヶ荘の建物の横側を改装してカフェとして利用しているみたいです。


野奈浦広場にも地図がありますが、乗船券売り場でもらった島内散策マップを見ながら友ヶ島を周ります。

センダ
センダ
今回も名所探訪コースで友ヶ島を歩いて一周するぞー!

船には結構な人数が乗っていますが、島内を探索する時にはあまり人と出会うことはありませんでした。

皆どこにいたんだろ?と思うくらいです。そのため一つ一つの建物をじっくりと見る事が出来ます。

旅館らしき廃屋

海の家か、旅館だったのではないかと考えられる廃屋。

▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影

昔は友ヶ島には『富士屋別館』『海の家』『えびすや支店』『友ヶ荘』の4つの旅館があったみたいですが、今は『海の家』のみ宿として営業しています。

もしかしてこの建物は『えびすや支店』だったのでは?という記事を見かけましたが、定かではありません。

▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影

海の家(うみのや)

現在友ヶ島に1軒だけある唯一の宿。大自然に囲まれた海辺の宿です。

▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影

4月から営業しているみたいですが、営業時間前だったらしく、営業中の海の家の写真は撮れませんでした。

『海の家』は島唯一の宿,カフェでしたが、らぴゅカフェができて、島内にカフェは2つになりました。

海の家は、12月~3月休業です。


友ヶ島ブランコ発見。
前来た時にありませんでした。映えスポット!

第5砲台跡

第5砲台は、第1,第3,第4砲台の死角となる北側の防衛を目的とした役割を担っていました。
現在の第5砲台跡は全体として砲台の原型をよく留めています。

▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影

▼爆薬庫 ここに火薬を貯蔵していました。


▼砲座 砲を固定する台座

富士屋別館

観光旅館『富士屋別館』
近海で採れる磯料理が自慢だったようです。

▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影

2011年4月29日オープンしたそうですが、あまり長くは続かなかったようです。


ここでは軽食を頂けたようです。海水浴を楽しんだ人たちがここでご飯を食べたのかもしれません。

▼2021年4月撮影

自販機は1台倒れており、落書きやシールが貼られていました。

▼2018年12月撮影

お茶200円も高いけど、缶ビール500円は高すぎ。

脱衣所 ホットシャワー

海水浴客の為の有料の脱衣所、ホットシャワー。
さすがに脱衣所は無料でもいいと思いますが、有料なのは観光地の為仕方ないのでしょう。

▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影


ホットシャワーの扉が開いていました。前回は気づきませんでしたが、今思ったら普通に押したら開きますよね。


100円でシャワーを利用できたようです。


富士屋別館の向かいに崩壊した建物を発見しました。


そこまで広くない風呂場に3つのシャワー。


ここも富士屋の仲間なのか?しっかりとした湯舟があり、宿泊できるような施設だったのではないでしょうか。

第2砲台跡

第2砲台は崩壊箇所が多く、立ち入りは禁止されています。

▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影


第2砲台跡に設置されている説明看板によると、当時はこの様に大砲が設置されていたようです。


真ん中に見える丸いものが砲座でしょうか。半壊の状態になっています。

友ヶ島灯台

この石造りの建物は明治の洋風建築として日本では数少ないものの1つです(友ヶ島灯台説明看板より)


▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影

明治5年にできた灯台。現在も稼働中。

第1砲台跡

第1砲台跡は友ヶ島灯台のすぐ近くにあります。


▼2021年4月撮影

ロープがかかっており、ここから下に降りることはできません。

▼2018年12月撮影

▼2018年12月撮影

▼2018年12月撮影

2018年の時は下に降りられるルートがありましたが、2021年に訪れた時にはそのルートもロープがかかっており立ち入り禁止となっていました。

旧海軍聴音所跡

大阪湾に進入する敵の潜水艦の音を24時間体制で警戒し、海中の音を聞き分けるための施設です。

▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影

▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影


前回の時は気づきませんでしたが、この梯子で上に上がれるようです。


特になにもありませんが、落書きがびっしり!

第3砲台跡

島内には6か所の砲台跡がありますが、その中で最大の規模です。
友ヶ島といったら、よくここの第3砲台跡の写真が使われる程一番の目玉の砲台跡です。

▼弾薬支庫 2021年4月撮影

▼2018年12月撮影

▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影


砲座跡のトンネルにはライトが設置されており、懐中電灯は不要でした。
2018年の時はライトが無かったので、新しく設置されたようです。


▼砲座跡


▼監守衛舎跡 2021年4月撮影

本島要塞の駐屯将兵が生活した宿舎です。

▼2018年12月撮影

▼発電所跡 2021年4月撮影

▼2018年12月撮影

探照灯跡

探照灯とは島に飛来する上空の敵機に強いライトを当て迎撃する砲の照準を定めるためのものです。
▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影


▼2021年4月撮影

▼2018年12月撮影

この穴は一体なんなのでしょうか。

廃屋


象の滑り台と、船の発着時間が書かれたものが置いてありました。


時間が途切れているので、発着時間の看板をなにか別の物に再利用して使っているのでしょう。中に何かを入れていたのでしょうか。謎だ。


帰りの船も野奈浦桟橋からでます。
人数制限がある為、早めに桟橋に戻る事をおすすめします。
約2時間半友ヶ島にいましたが、十分周る事ができます。

まとめ

2回目の友ヶ島。
前回とは違う発見が出来たり、何度来ても楽しめ、非現実を味わう事の出来る島です。
ぜひノスタルジーな気分を味わいに友ヶ島へ訪れてみてください。

2018年の友ヶ島と2021年の友ヶ島の砲台の写真を比べてみて、大きく変わったところはあまりありませんでした。
このままこの素敵な友ヶ島の風景が壊れないように大切に残していってほしいと思います。

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