まずは鳥取砂丘にいかねば!ということで鳥取駅からバスに乗り、砂丘に向かいました。
鳥取駅前 → バス【砂岡丘会館行き】(22分) → 鳥取砂丘(砂丘会館)
その日はあいにくの雨降りで、砂丘の砂も濡れていた為、
とバスの運転手さんが教えてくれました!
やっぱり雨の鳥取砂丘を綺麗に撮影することはできませんでした。残念!
砂丘を眺めた後、鳥取砂丘から砂の美術館まで歩いて向かいます。
鳥取砂丘 →徒歩約8分
→ 砂の美術館2018年11月訪問
砂の美術館と書かれた彫刻が!すごい!入口からもうわくわくします♪
砂の美術館とは
鳥取砂丘の美しい自然の造形美を生かして、この地を訪れる人に今までにない感動と感激を与えたい。そんな思いが現実となり、2006年11月18日に「砂」を素材にした彫刻作品である「砂像」を展示する「砂の美術館」が開館しました。
「砂で世界旅行」を基本コンセプトに掲げ、毎年テーマを変えて展示を行なっています。
会期が終われば、砂像はもとの砂にかえっていきます。限られた期間しか存在することができない砂像。永遠に残らないがゆえの美しさが、砂像のもつ大きな魅力です。(公式HP参照)
砂像とは
誰でも気軽に楽しめ夢中になれる「砂遊び」が砂像制作の原点であり、 現在では世界中で多くの砂像彫刻家が活躍しています。
砂像は水で固めただけの砂の塊を彫る彫刻芸術です。 素材が砂であるため、制作中から完成後も常に崩れる危険が付きまといます。
素晴らしい芸術作品でありながら、崩れやすく、その姿を永遠に維持することができない砂像は、その儚さの中に美しさを秘めているのです。
砂という崩れ易い素材に、砂像彫刻家達は果敢に挑んでいきます。
(公式HP参照)
開館時間 平日・日曜:9時~18時 土曜日:9時~20時
入場料 一般:600円 小中高生:300円
私が訪れた2018年のテーマは、
(2018年4月14日~2019年1月6日)
第11期 砂で世界旅行・北欧編 ~美しい大自然と幻想的な物語の世界へ~
フィヨルドに代表される北欧の大自然、壮大な物語を綴る北欧神話やアンデルセン童話の世界など、北欧の歴史や文化にちなんだ砂像23体を展示。
あまり広い美術館ではありませんが、砂の彫刻が所狭しと飾ってあります。
イーエスコウ城(デンマーク)
美術 ムンクの「叫び」
ドールハウスと欧米家具
よく見るとドールハウスの窓から女の子が覗き込んでいます。
サンタクロース
アンデルセン童話「マッチ売りの少女」
少女は貧しさから寒空の下でマッチを売ります。しかし誰も振り向いてくれません。
夜になり凍えた少女は暖をとろうと売り物のマッチに火を点け、そこに幸せな幻想をみます。
命が尽きて初めて幸せになれるという悲しい物語です。
アンデルセン童話「羊飼い飼い娘と煙突掃除人」
とある子供の部屋に飾られている羊飼い娘の人形と煙突掃除の少年の人形の物語です。
自分たちの恋を叶えるため部屋から逃げ出そうとした二人は様々な困難を乗り越えて結ばれます。
煙突の上での仲睦まじいシーンはこの物語を代表するシーンです。
アンデルセン童話 コペンハーゲンの象徴「人魚姫の像」
欧米神話 ニーベルングの伝説 アイスランド女王への謁見
北欧神話
北ヨーロッパの国々に伝わる「北欧神話」。
ヴァイキング時代より民族独自の信仰や伝説が口承で伝わってきた物語です。
トロルと北欧の森
北欧の深い森に暮らす妖精トロル。
毛むくじゃらの大きな身体、長い鼻や4本指、魔法を使う者、日の光を浴びると石になる者…地域の伝承によって様々な個性を持つその姿は、北欧神話を始め多くの本や絵画に登場します。
音楽 グリーグと作品「ペール・ギュント」
北欧の児童文学「ニルスの不思議な旅』 セルマ・ラーゲルレーヴ」
外にも彫刻が置いてあります
グリーンランド「北極圏の生き物」
まとめ
砂を水で固めて削り、それがこんなにもすごい彫刻になるなんてすごい!びっくりしました。ネットで写真は見てましたが、やっぱり本物は迫力がすごかったです。
砂の美術館に展示されている大きなものはピラミッド状に木の型枠を組んで砂を固めるらしく、一体どれくらいの期間をかけて作っているんだろうと本物の彫刻をみて大変さを感じました。
2021年は展示物は変わらないみたいですが、普段は毎年展示物が変わるので何度訪れても楽しめる美術館です。
砂の美術館情報
住所 | 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17 |
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TEL | 0857-20-2231 |
入場料 | 一般:600円 小中高生:300円 小学生未満:無料 |
開館時間 | 平日、日曜日:9時~18時 土曜日:9時~20時 |