2019年8月訪問
アクセス
高松港からフェリーがでており、男木島へは女木島経由のフェリーで行くことができます。
高松港(20分) → 女木島(20分) → 男木島
★一日6便しかでませんが、夏の繁忙期には臨時便もでます。
フェリー
めおん2というフェリーに乗って男木島まで行きました。
旅客定員は250名。2021年2月に新船の縞々模様の『めおん』という船が運航を開始したそうです。
旅客料金運賃
【片道】
種別/区間 | 高松~女木 | 高松~男木 | 女木~男木 |
大人 | ¥370 | ¥510 | ¥240 |
小学生 | ¥190 | ¥260 | ¥120 |
【往復】
種別/区間 | 高松~女木 | 高松~男木 | 女木~男木 |
大人 | ¥740 | ¥1020 | ¥480 |
小学生 | ¥380 | ¥520 | ¥240 |
私は男木島に行ってから女木島にも行った為、往復料金は使えなく、高松→男木島(¥510)→女木島(¥240)→高松(¥370) 計¥1120 でした。
男木島は周囲5キロ程の小さな島の為、徒歩でまわることができますよ♪
男木島とは
男木島(おぎじま、おぎしま)は瀬戸内海中部の備讃瀬戸に位置する、面積1.34 km2の平地が少ない小さな島です。
日当たりのよい山の斜面に集落が広がり、まるで迷路のような路地のあちこちに、おしゃれなカフェやビストロが点在します。
瀬戸内国際芸術祭のアート作品もあり、猫好きにはたまらない猫島としても有名です。
瀬戸内国際芸術祭とは
瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭です。略称は「瀬戸芸(せとげい)」対象地区が岡山・香川の両県に跨る、一大イベントです。
トリエンナーレ形式で、第1回の2010年から3年ごとに開催されています。
国際芸術祭の開催で、島の住人と世界中からの来訪者の交流により島々の活力を取り戻し、島の伝統文化や美しい自然を生かした現代美術を通して瀬戸内海の魅力を世界に向けて発信し、地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目指しています。
芸術祭は、瀬戸内の島々を中心とした各地に展示される美術作品、アーティストや劇団・楽団などによるイベント、地元伝統芸能・祭事と連携したイベントなどで構成されています。
そして、その瀬戸芸の美術作品がこの男木島にもいくつかあります。
男木島の魂
ジャウメ・プレンサ
まず島につくと目に入るのが、スペインの現代芸術家ジャウメ・プレンサの作品「男木島の魂」です。
貝殻をイメージした白い屋根に8つの言語の文字がデザインされています。
フェリー待合所や乗船券の販売などを行っている男木交流館として島のシンボルとなっています。
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タコツボル
TEAM 男気
島の伝統であるタコ漁に使うタコ壺をモチーフとした遊具です。
港のそばに設置してあります。中には巨大なタコが…!いたらしいが、気が付かなかった(笑)男木島はタコ漁で有名です。
せっかくだからタコ飯でも食べればよかったなあ。
記憶のボトル
栗 真由美
島の方々の思い出をボトルに詰め込み、LEDライトで灯した作品です。
入場料300円。
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未知の作品2019
グレゴール・シュナイダー
まだ2019年の夏は制作進行中の作品となっていました。
空き家の多いエリアに突然隔絶されたような空間を作った作品となっています。
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火事になったのかと思ってびっくりしましたが、実はこれも作品で墨汁で染め上げたアートらしいです。
部屋の中の部屋
大岩オスカール
部屋の中に、90度回転した部屋が出現。
床であるはずの面が壁だったりといった不思議空間が楽しめる作品です。
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青空を夢見て
レジーナ・シルベイラ
男木小・中学校の体育館の正面に、刺繍されたように見える雲と青い空を表現しているそうです。
作者が島を訪れた際に感激した、瀬戸内の青い空と光をイメージして作られた作品だそうです。
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男木島灯台
1895(明治28)年に建てられた全国でも珍しい「総御影石造り」の美しい灯台です。
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最後に一番印象に残ったアート作品を見に行きます。
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向かう途中にたくさんの猫がいました。
警戒することもなく木陰ですやすや眠っていました。
さすが猫島と呼ばれるだけの事はある!
ちなみに島人の数より猫の数の方が多いらしいですよ!
しばらく歩くと…
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!? 何かがある…
もう少し近づこう…
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![](https://2ndmania.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20190811_124025-scaled.jpg)
歩く方舟
山口啓介
旧約聖書に出てくるノアの方舟にヒントを得た立体作品です。
海や空に溶け込む白と青の模様をした方舟が、海を渡ろうと歩くさまを視覚化しています。
何だこれは。何かよくわからないけど、キノコみたいで可愛いんです。
なんだかんだこの作品が見たくて男木島にきたと言ってもいいくらい見たかった作品なのです。
晴れでよかった!晴れている空と綺麗な海の背景にすごくマッチしていて、すごく良い(笑)(笑)何がいいのかと聞かれても答えられないが、なんか好きなんです(笑)
まとめ
紹介した以外にも何ヵ所かアート作品がありました。
屋外展示物は無料で見ることができますが、室内展示物は数百円支払い見ることができます。
のんびりゆったり歩いてみる男木島の景色やアートはとても思い出に残るものでした。