2019年8月訪問
女木島とは
高松市の北約4kmに浮かぶ女木島には、島の中央部にある鷲ヶ峰山頂には巨大な洞窟があり、その昔、鬼が住んでいたと伝えられていることから、別名「鬼ヶ島」とも呼ばれています。
島内には、美しい砂浜の海水浴場、恋人岬、大洞窟、展望台、瀬戸内国際芸術祭の作品群など、たくさんの見どころがあります。
アクセス
高松港からフェリーで約20分
女木島男木島間はフェリーで20分です。
通常ダイアでは帰りの高松港行きフェリーは男木島発しか無い為男木島から乗っている人が多い場合女木島で乗ろうとすると乗れない場合があります。
夏の繁忙期には女木島発の高松港行きのフェリーも出る為、できるだけ女木島発に乗るのがおすすめです。
夏に女木島に行き、フェリー乗り場で並んで待つときは日陰が無い場所に並ぶ為、日傘を持っていくことをおすすめします。
私は乗りたかったフェリーに乗れず、1時間待って次のフェリーに乗ることになり、日傘をさして水分も取っていましたが熱中症になってしまいました。
旅客料金運賃
《片道》
種別 | 高松~女木島 | 女木島~男木島 |
大人 | ¥370 | ¥240 |
子供 | ¥190 | ¥120 |
《往復》
種別 | 高松~女木島 |
大人 | ¥740 |
子供 | ¥380 |
島の玄関口「女木港」に着くと、この島に住むと伝えられるおにの灯台が出迎えてくれます。フェリーから必ず見える位置にありますよ!
カモメの駐車場
女木港の防波堤に並ぶ、木村崇人の作品「カモメの駐車場」です。
約300羽のカモメが本物のカモメと同様、風が吹くといっせいに方向を変えるのが見どころですよ!
カモメを眺めながら、奥のおにの灯台にやってきました。
おにの灯台
大きな鬼と金棒が灯台になってます。
身長約2メートル、体重約9トン、全国でも唯一白い御影石でできています。
手を額にかざした灯台の鬼が遠くまで見渡し、海上安全を見守ってくれています。
ここから鬼ヶ島大洞窟に向かってアートを見ながら歩いていきます。
女木島のモアイ像
女木島にはおにの館のすぐ側に1体のモアイが立っています。
なぜこのモアイが女木島にあるかというと、高松市内の大手クレーンメーカーの「タダノ」が、イースター島の倒れたモアイを立て直す修復プロジェクトを立ち上げた時に作った研究用の模刻像で、プロジェクト完了後に女木島に設置されました。
段々の風
作:杉浦康益
かつて段々畑だった場所に、約400個の陶のブロックが積まれた屋外展示作品です。
街並みと海と作品が一体化したアートとなっています。
私は歩いて鬼ヶ島大洞窟まで行った為徒歩で約40分程かかりました。
階段もたくさんあり、洞窟についた頃には汗だくで、洞窟の受け付けのおじさんに歩いてきたの!?と驚かれたので皆さんはバスで鬼ヶ島大洞窟に向かいましょう。
女木島港からすぐのおにの館という軽食堂とフェリー待合室になっている建物から鬼ヶ島洞窟までバスがでています。
バスは約2時間に1本でているそうで、船の発着時間にあわせて出ているようです。
おにの館→バス(約8分)→鬼ヶ島大洞窟
鬼ヶ島大洞窟
紀元前100年頃に手で掘られたといわれる長さ400m、面積4000㎡の大規模な洞窟です。
鬼ヶ島大洞窟は島の山頂にある、鬼が住んでいたと言われています。
営業時間 | 8:30~17:00(入場は16:30まで) |
定休日 | 無休 |
料金 | 大人(高校生以上)600円、小人(小・中学生)300円 |
階段を上って洞窟に向かいます。
階段を上ると受付のおじさんたちがいて、洞窟について説明してくれます♪
おじさんが写真をとってくれました(笑)
ここが洞窟の入口です。さあ。中に入りましょう!
鬼の瓦がたくさん!
「瀬戸内国際芸術祭2013」の作品として、県内中学生約3000人が挑んだ香川県の伝統工芸品である鬼瓦が展示されています。
こんなかわいい瓦も(笑)
ちびまるこちゃんみたい(笑)
赤鬼と青鬼。派手な服着てるなあ。
このようにパネルや人形があり、桃太郎伝説の世界に浸ることができます。
若大将の会議
鬼たちは毎夜酒盛りを行い、夢について語り合っていたようです。
監禁室
鬼たちが婦女子をさらってきて監禁した秘密の部屋と言われています。
鬼、ちょっと弱すぎやしないか??笑
笑顔の鬼と桃太郎
洞窟内を回っていたら香川の中学生?らしき集団に声をかけられ、授業で地元について調べているらしく
と聞かれましたが、この洞窟目的で女木島に来た為、
つまらない答えでごめんね!笑
桃太郎伝説を堪能し、出口へ~!看板の廃れた感がやばい(笑)
ここからまた歩いて女木島港へ戻ります。
まだまだ瀬戸内国際芸術祭のアートを見ながら帰りますよ!
20世紀の回想
帆があるピアノが展示されていて、海をバックにすると海に浮かぶ帆船のようです。弾くことはできませんが椅子に座って触れることはできます。
小さなお店プロジェクト
可愛かったので撮っただけですが、なんとこの中に瀬戸内国際芸術祭の作品が何個か置いてあったみたい!!残念!!見たかった~
これもアートかなあ。
ISLAND THEATRE MEGI 「女木島名画座」
アメリカのマンハッタン42丁目にあった映画館を女木島の古い倉庫を使って、再現したそうです。
既存の建物を最大限生かしつつ、作家の作品と建物一体的につくることで、女木島の風土とかつてのニューヨークの映画館の雰囲気を同時に体感できる空間になることを目指して作られた作品です。
海外の映画館みたい~!かわいい!おしゃれ!
まとめ
女木島もたくさんのアートがあり、ビーチにはたくさんの海水浴に来た人がいました。
やっぱり香川の海は綺麗!!
いつかもう一度女木島に行ってちゃんとアート巡りをしたいなあ。でも次回は絶対バスか、レンタサイクルで笑