2021年3月訪問
陶芸空間 虹の泉とは
陶芸家 東健次さんが制作開始から亡くなるまでの35年の生涯をかけてたった一人で作り上げたアート空間です。
陶芸家 東健次さんとは
東 健次 1938‐2013
1938年 | 大阪に生まれる |
1956年 | 愛知県立瀬戸窯業高等学校卒業 |
1967年 | アルゼンチンへ移住 |
1978年 | 帰国。虹の泉創作活動開始。 |
2013年 | 5月没す |
(陶芸空間 虹の泉パンフレット参照)
35年もの間、他の仕事は一切せずこの虹の泉創作活動に力を注いでいたそうです。
営業日は不定休という情報をネットで見たため、陶芸空間 虹の泉公式ブログに書いてある番号に電話をかけました。
虹の泉公式HP
とのことで、すぐさま行ってきました!虹の泉!!イエーイ!!
前日の水曜日に電話を掛けたところ繋がらなく、波瀬駅にも電話をかけましたが繋がりませんでした。
波瀬駅は水曜日定休の為、虹の泉も水曜は定休日なのかもしれません。
波瀬駅到着!!さっそく500円支払いし、チケットとパンフレットをゲット!
波瀬駅とは、物産販売所、観光案内所であり、ご飯を食べることもできる施設です。
せっかくなので、伊勢うどんを食べました!やわい!
歩いて虹の泉に向かいます。
看板発見!
おおー!!すごそう!!
公開日が書いてあるけれど、昔の張り紙みたいです。
ロープが張られており、どこから入るんだろ?とうろうろしていると
入口発見!ここのロープを外して入ります。
入場券入れに券を入れます。
ここの小屋にはノートが置いてあり、虹の泉を見学した方のメッセージがたくさん書いてありました。
昔は公開日が決まっていたみたいですね。
昔使われていたであろう料金が書いてある看板がありました。
正門
高くそびえ立つ門
上には天使?子供が。
門を通ると陶板で作ってある『虹の泉』の文字が。
モザイクフロアー
年号が刻印された陶板が張り巡らされており、それにより樹を浮き出させています。
奥に見えるのがミューズの後ろ姿です。
ミューズの丘
ミューズとは詩と音楽の女神です。
ミューズは9人と言われていますが、ここには5人の女神がいます。
この手前のミューズだけ何故か他の4人とは別の丘に立っています。
ミューズの足元で、小さな人たちが踊っていました。
勝利者の丘
ここには制作を支援した方々の名前が書いた陶板が張られています。
三体の男の人の彫像が。
白いボコボコしたものは、雲を表しているそうです。
この彫像たちの体に線が入っているのは、この大きさだと焼くときに窯に入らない為、焼いた後に繋げて一体の像にしているからだそうです。
雲上の椅子
ここに座ると虹の泉全体を見渡すことができます。
▲雲上の椅子から見渡した虹の泉
人像樹の森
人間と樹木が一つになり、森となっています。
足と手が樹と一体化しています。
この森は53体の像で構成されているそうです。
大陶壁・翼壁
背景の陶板には『虹』の絵が描かれています。
この壁は、1978年最初に完成した作品です。
▲センター像
イリスの壁
イリスとは、ギリシャ神話の虹の女神を指す言葉です。
この壁に貼られている陶板は、イリスの壁陶板運動により作られた作品です。
来場者に1枚4000円で粘土板を買って文字や絵を刻んでもらい、それを焼いて貼りつけ、作品の一部としました。
1万枚以上の陶板が貼られているそうです。
これ以上陶板が増えないと思うと寂しいですね。
子供?天使?のゲートが。
とくにこのくぐった裏には何もありませんでした。
全て見終わり、正門へ戻ります。
最後の正門の裏側までも見ものでした。
まとめ
とにかくすごいとしか言えない。
B級スポットなんて呼んではいけない何とも言えない不思議な気持ちになる空間でした。
いつか虹の泉は完成と呼べる日が来るのでしょうか。
必ずいつかもう一度足を運びたいです。
陶芸空間 虹の泉情報
名称 | 陶芸空間 虹の泉 |
住所 | 三重県松阪市飯高町波瀬国道166号線沿い |
TEL(東良子さん) | 080‐1558‐4612 |
入場料 | 大人500円 高校生200円 小中学生100円 |
営業日/営業時間 | 不定休/9時~16時頃まで |